クリスマス ヌード

莫干山路50号の画廊で勤務中、近所の中国人アーティスト張宗眉が遊びに来た。
事務所で世間話しているうちに、絵を描いてくれることに。私にプレゼントしてくれるそうだ。事務所にあった美術手帳のなかからモデルを選び、軽くデッサンをしてどんどん色を入れていく。


私がお客さんの相手をしているときも黙々と書き続ける張宗眉。

書き続けること約2時間。


そして完成。


どど〜ん!


こ、こんなの、ここの画廊じゃ飾れないって・・
仕方ないから自宅に飾るよ。。。


でも、プロの仕事振りは見てて面白い。私はアーティストではないけど、「あ、こういう見方もあるのか!」と気づかされることが多い(上の絵もモデルの作品は全然違う)。
彼はその後、うちのギャラリーの写真も何枚か撮っていったのだが、面白い視点から被写体を撮っていく。
浮浪者見たいなカッコしてただのエロオヤジかと思いきや、やっぱりアートで食べてるだけあるなと感心。


夕方、見知らぬネパール人が勝手に事務所に入ってきた。訳のわからないことを話し出す。自称ヴォーカリスト、怪しすぎ。
早口の英語でまくし立ててきて、こちらから口を挟む隙を与えない。しかも話が長い。そしてくどい。

てか何者だコイツ??

まともに相手してたら勤務時間を大幅に過ぎてしまった。


ちくしょう、今夜はバスケに行く予定だったのに・・。