不動産とアート

友人の不動産投資会社へ遊びにいった。
この友人、元同僚でITエンジニアでありながら、日本の建築士でもあるという異色の中国人。彼のような人材の市場ニーズは恐ろしく高い。いつも不動産会社やIT企業から引っ張りだこ。うらやましい限りで。。



今回はリサーチもかねての訪問。
彼の会社は賃貸だけでなく、不動産投資の一環として、欧米や中国の裕福層へ向けた、マンションや別荘などの新規開発なども手がけている。
そこで、彼らの商品のコンセプトに合わせた版画の提供や、アート作品のコンサルティングや、製作、販売ができないか、相談させてもらっている。
感触としてはかなり良し。


あちら側としては、不動産商品の付加価値が高まり、顧客に対するアピールの材料にもなる。
もちろんこちらも、希望通りの作品をなんでも提供できるとは限らないが、企画次第では友人と一緒に面白い仕事ができるかもしれない。



これまでの会社では、社内の縦の繋がりでの仕事しかなかった。最近は友人、知人など横の繋がりからビジネスが広がっている。
良し悪しは別として、気の合う連中と仕事ができるというのは幸せなことだな、とつくづく思う。