中国への作品運送は要注意

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ここ数日、フランスのアーティストと今月開かれる展覧会の作品のやり取りで揉めていた。
中国では芸術品などを海外から国内に送るとなると、高額な関税がかかったり、証明書やら、免許やらが必要になったりと、相当な手間がかかる。


今回の件も、中国−フランスの時差でやり取りに時間がかかるし、中国側の受け入れ会社がみんな言ってることバラバラだしと、上海についてから2週間もたつのに、一向に受け取れる気配がない。アーティストの怒りも爆発寸前。。


ラチがあかないので、空港まで行って自分で通関手続き・検査・手数料支払いなどなど細々とした処理をする(本当はこれ業者の仕事みたいですけど。。)空港に2日間通って何とか作品を受け取れた。


解決したから良かったけど、展覧会に間に合わなかったら、誰が責任とってくれるんだよ?って感じです。
この国では、やっぱり人に頼っちゃだめだなと再確認。


トラブルの最中は理不尽な出来事ばかりでほんとイライラするけど、こうやって自分で一つ一つ問題を解決していくと、ノウハウが蓄積されてきて、結構他の人に提供できる価値のあるサービスになったりするんですよね。まあトラブルは無いに越したことはないですが。


今日は上海ビエンナーレの取材で、上海美術館のキュレータにインタビュー。
最近ちょくちょくインタビューに行ってるんですが、いまだに慣れないですね。インタビューされるのも慣れないけど。。
誰か上手な取材の仕方教えてください。