ブログを書くということ

先日友人から嬉しい知らせがあった。
以前書いた「ウェブ進化論」の書評をみてくれたらしく、本を購入、それに刺激されてブログを書き始める決意をしたという。すばらしい、すばらすぃーです!
そしてブログを通して、少しでも周りに影響を与えられていることが、これまた嬉しいじゃないですか。



いろんなところで言われていることだけど、私自身、ブログを書くということの意義が非常に大きいと考えていて、それをきちんと言葉で表現したいとずっと思ってきた。
でも一つのエントリー内でそれを言い尽くすにはちと無理があるし、第一考えがしっかりまとまっているわけでもない。そこで何度かに分けて、「ブログを書くということ」について考えて、自分なりの結論を見つけていきたいと思う。



ブログっていったいなんだろうと考えたとき、一言で言い表すなら、「緩やかなネットワークを形成する、外へ向けたオープンなアウトプット」じゃないかなと思う。


個人ホームページで日記を書いていたのもあわせると、かれこれ5年は「外へ向けたオープンなアウトプット」をしきている(結構長いな。。)。個人のホームページとくらべてブログの面白いところは、「緩やかなネットワークを形成する」(しやすい)というところ。

これは検索技術やトラックバック機能とかのおかげでもあるんだけど、始めは友人知人しか見ていなかったブログが、気がつくと全然面識がないけど、同じ興味やビジョンを持ってる人と繋がっていることに気づく。



そこで問題なのが、この「緩やかなネットワークを形成する、外へ向けたオープンなアウトプット」できるツール(長いな。。)を使って何をするかということ。

今やブログは様々な用途で使われている。マーケティングツールとしてブログを使うのはすでに常識になりつつあるし、最近では人材採用の際の判断基準にも使われている(恐ろしいですね。。逆に言うと採用時のアピールとしても使えるということだけど)。


どのようにブログを使っていくかは、それぞれの立場や状況によって違うと思う。
私のブログの位置づけは、自分自身を成長させるためのツール。
自分の考えていることを、まとめて、言葉にして、オープンにする。ブログをやっていると、これが自分を磨くのに非常に有効だということに気づく。



私が普段気をつけているのは、インプット、アウトプット、コミュニケーショのバランスをとること
普段の生活のなかで、この3つの質がバランスよくとれていることが理想。もしバランスがとれていないと、考えが偏ったり、判断ができなかったり、ポジティブに物事を考えられなかったりと、なにかと調子が悪い。

インプット - 読書、ネット上のニュース、ブログからの情報収集
アウトプット - ブログ
コミュニケーション - 人との会話やディスカッション、メール、ブログ、SNS


なんとすべてにブログが絡んでいる!そしてアウトプットの方法は今のところブログしかないのだ。なのでブログを書くということは、私にとってマストな行為なのです。



いつも読ませていただいている、Life is beautifulに、ちょうどブログに関するエントリーがあった。

「なぜブログを書くの?」、「もちろん、あなたのためです」

なるほど、考えさせられますね。 笑
ということで、皆さんブログを始めましょう。


追伸:ところでウェブ進化論、日本で話題沸騰中らしいですが、案外おじ様方よりも、今までウェブの可能性に気づいていなかった若い世代に与える影響の方が大きいかもしれませんね。その若い連中のエネルギーが大きなうねりになって、世の中を変えていくことになるんじゃないかなー。