多伦美術館 Youth art exchange projectについて

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久しぶりにアート情報。
昨日Dolun Museumのキュレーター2人と食事をしていて、面白いプロジェクトをしていることを知ったので、ここでも宣伝を。

art is in everyone. -youth art exchange project-


As part of a new program at the Shanghai Duolun Museum of Modern Art,apply to join an innovative team of teens ages 12-19 who will gain first-hand exposure to art through collaboration with museum professionals, artists and other creative young people in China. After a period of collaborative work, participants will produce artwork encapsulating their experiences, which will then be showcased in an exhibitions held at the Duolun MoMA.


アートに興味のある12-19歳までのティーンズを対象に数名を選抜し、中国で活動している実際のアーティストとコラボレーションで作品を作って、展覧会まで行うらしい。

要はアート作品はどのような過程を踏んで作成され、どのように世に送り出され、また売れていくのかというシステムを、ユースの時期から体験してもらおう、というものです。

創作活動から記録を残し、そのプロジェクトの過程自体もパブリケーションするとのこと。


学校でこのような教育がされることはありませんし(大学ではあるのかもしれませんが)、「どのように作品をつくるか」ではなく、「どのように作品を世に送り出すか」という、仕組みの部分をユースの時期から体験するというのは、美術教育という観点でみても面白い試みかと思います。


もしこの年代の子で思い当たる人がいれば、是非私までご紹介ください。アプリケーションフォームをお渡しします。
ちなみに国籍は問わないとのこと。締め切りは7月14日までです。