富の未来−変化を受け入れるということ

最近読んだ本の内容を消化するのに時間がかかっている。


富の未来 上巻
A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一
4062134527


小さいときから「変化」というものを好んで受け入れていた。
自分の周りにおきる、ごく些細な環境の変化でも。


革命、革新といった仰々しいタイトルのつくものから、組織変更、転職、引越し、そういったものが好きだった。
今まで築き上げてきたものが崩れてしまい、明らかにハードな状況が待っていたとしても、その先にある新しい何かに心が躍ってしまう。そんな感じ。


富の未来 下巻
A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一
4062134535


二十歳を過ぎたころから持っていた、これから起こる変化に対するワクワクするような感覚。これからの未来は、いままでの生活の延長線上に同じように続いていくものではなくて、劇的な変化が待ってるんだろうな〜。
なんとなくそんな感覚をずっと持っていた。


きっかけは中学のとき「ビル・ゲイツ 未来を語る」を読んでからだと思う。
その本には未来に対する具体的なビジョンがあり、そして2000年頃、ビル・ゲイツの描いていたビジョンが気がついたら本当に実現しつつあることに驚いてたのを覚えてる。


でも変化の要因はITだけでは無かったみたい。
もっと深いところで変化が起きている。


この本は、これまでモヤモヤとなんとなく感じていたものを言語化して再確認させてくれ、そして新らしい発見をいくつも与えてくれた。内容の全てが現実となるわけではないだろうけど、一つの指針にはなると思う。


世の中は変っていく。人も社会も、国という概念さえ変っていく。
私は保守的な人間ではないと思っているけど、近頃は守りに入ってしまうことの危険性をすごく感じます。


常に常識を疑うこと。リスクを取ってでも自分の信じる路を行くこと。行動を起こすことからしか何もはじまらないということ。


久しぶりに、未来に対してワクワクしてます。