北京アートフェア雑感

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初日は関係者のみのオープニングに参加。
細かい問題はあるけど、画廊を絞ってるだけあって、質は高いし、会場も広くてよし。
主催者側の事情が複雑で、今後の展開がいろいろ噂されてました。


今日は個展が始まるFangLijunへのインタビュー。
その後、韓国系画廊アラリオ北京のディレクターとインタビュー。
長かった。。

TAGBOATのB.T.A.P田畑さんのインタビューでも触れられてましたが、アラリオは化け物ですね。
潤沢な資本力をバックに、ダイナミックな世界展開を描いているようです。
作品を売買時の契約が常識はずれ。
健全な美術の発展のために、美術館のような役割を担っていこうとしている(ようにみえる)。



今回は日系画廊や画商さんに同行させてもらったのだけど、いろいろ聞いていて、日本は凄く行動が遅い感じがします。アンテナを張ってないのか、資金が無いのか、どっちかなんでしょうね。


欧米の画廊は何年も前から根を張って、自分達のシステムでアーティストときっちり契約を結んで展開してきてるのに、ARTiTや美術手帳で中国アートが紹介されてから、やっと中国に乗り込もうと思ってももう遅いのではと。。


とにかく、やっぱり北京のアート熱は凄い。
そしてスモッグも凄い。空気汚すぎです。
こんなとこでオリンピック本当に出来るのか?